以前、源泉所得税の支払い方法ついて、ダイレクト納付の利便性を紹介しました。

今回は税金を、インターネットバンキングで電子納税する場合の具体的な方法について書きます。
事前準備
事前に「e-Taxの利用開始手続き(e-Taxホームページ)が必要です。
すでに、申告書の提出などについて、電子申告をされている場合は、手続済みです。
また、ご自身で利用されているインターネットバンキングのサイトで、「ペイジー」が利用できるかどうかも確認しておきましょう。
インターネットバンキングなどによる電子納税には、「情報リンク方式」と「入力方式」の2つの方式があります。
情報リンク方式
情報リンクは、税理士などが電子申告をしたあとに、e-Taxにログインして電子納税する方法です。
① e-Taxのサイトで、ご自身の利用者識別番号と暗証番号を入力して、ログインします。
② メッセージボックス「お知らせ・受信通知」をクリックします。
③ 受信フォルダの中の「納付情報登録依頼」をクリックします。
④ 受信通知の中に「納付区分番号」が表示されていることを確認して、下部の「インターネットバンキング」のボタンをクリックします。
⑤ 画面の案内に従い、ご自身の取引金融機関を選択します。
⑥ 税金・料金払込みにリンクするので、画面に表示された納付内容を確認して支払いをします。
これで終了です。
なお、金融機関によっては、この情報リンク方式が利用できない場合があります。
その場合は、ご自身で収納機関番号や利用者識別番号などを登録して電子納税することになります。
詳しくは、e-Taxホームページ「登録方式による納税手続」をご参照ください。
入力方式
入力方式は、e-Taxにログインすることなく、インターネットバンキングやATM上で、ご自身で納付目的コードを作成して電子納税をする方法です。
① 納付目的コードの作成
(A)税目番号+(B)申告区分コード+(C)元号コード+(D)課税期間(和暦)
例)法人税 事業年度令和6年9月1日から令和7年8月31日の場合
(A)「030」+(B)「4」+(C)「5」+(D)「060901」=納付目的コード
この納付目的コードは、申告依頼した税理士などから教えてもらうこともできます。
② 金融機関で納付
インターネットバンキングの税金・各種料金払込み(ペイジー)のメニューからログインして、各種番号等を入力
・収納機関番号「00200」
・納付番号 「利用者識別番号」
・確認番号 「納税用確認番号」
・納付区分 「納付目的コード」
・金額 「納付金額」
なお、ATMでの画面入力をして、支払うこともできます。
■編集後記
昨日はピラティスに行きました。
今月から毎週夜1時間のクラスに通うことにしました。
初回で皆についていくのは大変でしたが、良い汗をかけました。
(記事担当:江原)