最近は、外食時にメニューのオーダーが、QRコードを読み取って注文するお店が多くなりました。

高齢者の場合
以前は、タブレット端末注文のお店をよく見かけましたが、今はQRコード注文の方が多いように感じます。
そもそもスマホを持っていない高齢者の場合は、きっと紙のメニューで口頭で注文するのでしょうね。
スマホを持っているけれど、普段はLINEや一定のアプリを使うだけで、スマホ操作に慣れていない場合、QRコード注文のハードルはかなり高いようです。
テーブルに小さなQRコードの紙が立てかけてあるだけで、操作手順のわかりやすい案内がないと困ってしまうケースが多いかと思います。
外国人客の場合
海外の方にとっては、QRコード注文の方が、圧倒的にやりやすいようです。
QRコード注文のメニューは多言語表示可能で、料理の説明も母国語で読むことができ、写真も表示されるのでイメージもとらえやすいです。
お店のスタッフにとっても、多言語に対応する負担がなく、注文ミスや誤解も回避できて、メリットが多いのだと思います。
QRコード注文が増えている原因は、インバウンド対応が大きいのでしょう。
これからは
スマホ注文は、時代の流れなので、これからますます増えるでしょう。
日本は高齢者の割合が高いので、もう少し対応方法を考えてもらえたら良いと思います。イヤならそういう店を選ぶな…という意見もあるかもしれませんが、お店の店頭では注文の方式はわからず、席に座ってみて、「注文できるかな?」となってしまうケースが多いでしょう。
スタッフの方も、「そちらのQRコード読取で注文お願いします」と言って去ってしまうのではなく、高齢者の場合は、「大丈夫でしょうか?」と一言声をかけて下さるか、やはり操作手順のわかりやすい案内を紙で用意しておいていただけたら助かると思います。
私はといえば、その店の推奨する注文方法でなんとか頑張っています。各店舗で画面表示が違うので、戸惑いながらも注文できてはいます。
ちなみに、先日こんなことがありました。
60~70代の方と4人で食事をする際に、QRコード注文を「私がやります」と言って、少し待っていたら、ビールを頼んだ2人分だけが先に出てきて、「これは、もしかして水も注文しないといけないの?」と、あとから0円の水とお茶を追加注文しました。そこまで、注文が必要なのですね…
どこまで注文しなくてはいけないのかも、表示していただけると助かります(汗)。
■編集後記
上記の食事のあと、4人別会計で、現金払い・カード払い・コード決済とバラバラで、スタッフの方の手間と時間も大変だなあ…と感じました。注文や支払は、これからどのように進化していくのでしょうか。なんだか、見守るのも楽しみです。
(記事担当:江原)

