昨日は、インターネットバンキングで国の税金を支払う場合について書きました。
今回は、主に法人の地方税(都道府県民税、市町村民税、事業税など)を電子納税する方法について紹介します。
Contents
地方税の納付方法
地方税の納付方法には、次のようなものがあります。
・スマホ決済
・ペイジー
・クレジットカード
・eLTAX電子納税
・金融機関、都税事務所など
・コンビニ納付
など。
税目によって、利用できるものとできないものがあるので、都道府県や市区町村のホームページなどで、よく確認してください。
eLTAXとは?
納税方法のなかで、eLTAX電子納税について紹介します。
そもそも、「eLTAXとは」
地方税の申告、申請、届出、納税などの手続きを、インターネットを利用して行うことができるシステムです。
国の税金でいうと、e-Taxのようなシステムです。
地方税の電子納税をするには、このeLTAXで行います。
初めてeLTAXを利用するには、利用届出、IDの取得が必要になります。
顧問の税理士が電子申告をしている場合には、すでにこの手続きは済んでいます。
電子納税
電子納税の手順は、次の通りです。
顧問の税理士が、すでに法人都民税の申告書を電子申告し、納付情報発行以来手続きを済ませていることを前提とします。
① eLTAXホームページ右上にある「PCdeskの(WEB版)」をクリックします。
② ログイン画面で、「利用者ID」と「パスワード」を入力します。
③ 「納税メニュー」をクリックし、「納付情報発行以来の確認・納付」をクリックします。
④ 検索条件指定で、「税目」「申告区分」「事業年度」を選択し、「検索」をクリックすると、「納付情報一覧」に納付情報が一覧表示されます。 該当のデータを選択して、「次へ」をクリックします。
⑤ 納付金額などを確認して、「次へ」をクリックします。
⑥ 納付方法選択の中から、「インターネットバンキング」のボタンにチェックをして、「次へ」をクリックします。
⑦ 画面の案内に従い、ご自身の取引金融機関を選択します。
⑧ 税金・料金払込みにリンクするので、画面に表示された納付内容を確認して支払いをします。
これで終了です。
納税方法には、他に「クレジットカード」「ダイレクト方式」があります。
「ダイレクト方式」が簡単でお勧めですが、事前に納付口座を登録しておく必要があります。
■編集後記
昨日は広島土産の「がんす」を食べました。
魚のすり身に玉ねぎや唐辛子を練りこんだ揚げかまぼこだそうです。
とても美味しかったです。
(記事担当:江原)