確定申告のID・パスワード方式

個人で確定申告をする際は、スマホでマイナンバーカードを利用して、電子申告する方が増えてきましたね。

ID・パスワード方式

国税庁のホームページ「確定申告作成コーナー」からe-Taxで申告をする方法としては、
①マイナンバーカード方式
②ID・パスワード方式
の2つの方法があります。

「ID・パスワード方式」というのは、利用者識別番号(ID)と暗証番号(パスワード)を利用して、e-Taxで確定申告書を送信するものです。

ID・パスワードを取得するには、最初に、WEBで「e-Taxの開始届出書」を作成・送信するか、税務署で本人確認をしてもらい取得する方法などがあります。税理士に依頼している場合は、税理士が代理送信することで取得できます。

マイナンバーカード方式

「マイナンバーカード方式」とは、利用者識別番号(ID)を持っていなくても、確定申告書をe-Taxで送信できる方法です。パソコンがなくても、スマホで申告が完了できます。

この方式を利用するには、
①e-Tax(WEB)からマイナンバーカードを使って手続
②マイナポータルから手続
の、2つの方法があります。

①の方法で必要なものは、以下のものです。
・マイナンバーカード
・マイナンバーカードを読み取るためのスマホ
・マイナンバーカードのパスワード2つ
利用者証明用電子証明書のパスワード(数字4桁)
署名用電子証明書のパスワード(英数字6~16文字)

②のマイナポータルから手続きをする場合は、事前に「マイナポータル連携」をしておく必要があります。初めて利用する場合は、①と同じものが必要になります。

これからは

今までは、自分でe-Taxで確定申告する際に、上の2つの方法がありましたが、令和7年10月1日からは、「ID・パスワード」の新規発行が停止されました。すでに、ID・パスワードを持っている方は、引き続きe-Taxで利用することは可能です。

マイナンバーカードの保有率が約8割となって、「マイナンバーカード方式」を利用する人が増えていて、ID・パスワード方式は、マイナンバーカードが普及するまでの暫定的なものという、国税庁の方針によるものだそうです。

今後、ID・パスワード方式がどのように扱われていくのかはわかりませんが、国税庁としては、廃止も視野に入れた検討をしていると思われます。

■編集後記
先週、確定申告の無料相談に行ってきました。
毎年来られる方が多く、すでに利用者識別番号(ID)をお持ちの方がほとんどでした。
数年前までは、電子申告を推奨してID取得を進めていたのが、今はマイナンバーカード。
時代の進化は本当に早いものです。
(記事担当:江原)