昨日は、昨年4月に亡くなった前所長の相続税申告書を提出しました。申告期限は、亡くなってから10ヶ月…いろいろありましたが、過ぎてみると早いものです。

申告は必ず電子
私がこの仕事を始めて約35年。当初は、手書きで申告書を作成して、パソコンに入力してプリントアウトした申告書を、紙で税務署に提出していました。
相続税は、申告書のほかに添付書類が多く、ものすごく分厚くなった書類を、風呂敷(懐かしい…)で包み、税務署へ提出の予約をして持っていくという、今では驚きのやり方でした。
2007年から、税理士による税務代理の電子申告(e-Tax)が始まりましたが、当初は所得税や法人税のみで、相続税の電子申告が始まったのは、2019年からです。
それからは、相続税の申告も、必ず電子申告で提出しています。お客さまには、申告の相談にいらした際にお話しして、電子申告に協力していただいています。
事前準備
電子申告する場合は、事前順が重要です。
①まず、相続人全員の「利用者識別番号」をお持ちかどうかを確認します。
確認方法は、
・過去に、確定申告などで電子申告した申告書の控え
・e-Taxにログインできる場合は、e-Taxのマイページ
などがあります。
番号がわからない(取得しているか不明の)場合、税理士が代理で「変更等届出書」をe-Taxで送信し、税務署等に問い合わせます。
番号を取得したことがない場合は、税理士が代理で「開始届出書」をe-Taxで提出して取得します。
②相続人全員の「マイナンバーカード」のコピー(両面)をお預かりします。
申告の際は、マイナンバーが必要です(これは、電子申告してもしなくても必要になります)。
添付書類の扱い
相続税の申告書に添付して提出する書類には、いろいろなものがあります。
①図形式の法定相続情報一覧図
(ない場合は、被相続人の出生から死亡までの連続した戸籍謄本等)
②遺言書の写し又は遺産分割協議書の写し
このほか、税額の特例を受ける場合には、
③相続人全員の印鑑証明書
など、特例によって必要な書類がそれぞれあります。
これらの添付書類は、イメージデータ(PDF)でe-Tax送信ができます。1回の送信で14MBまで送信可能(最大11回まで)なのですが、現在のところ、必須書類のみをPDFで送信し、その他の書類は、コピーをして、別途税務署へ郵送しています。
PDFが全部でどのぐらいのサイズになるのか、1回で送信できるのかなど、提出時に煩わしく感じてしまい、つい郵送にしてしまいます。次回からは、お客さまから資料をお預かりする時点で、PDFで送信することを意識して、資料を整理して電子保存しておき、PDFですべて送信したいと考えています。
■編集後記
昨日は、事務所で相続税申告、請求書、せいめい通信の発送など。
相続税の書類はとても多く、提出後のファイリングも大変で、相馬が時間をかけてやってくれました。
(記事担当:江原)

