なくしたのは電話か、記憶か

朝、珍事件が起きました。
今日は別のことを書こうと思っていたのですが、あまりにびっくりする出来事だったため、急遽変更してお送りします。

バッグの中から出てきた、ありえないもの

朝、探し物をしていて、ふと、普段は通勤に使っていない別のバッグをのぞきました。
するとそこに、固定電話の子機が入っていたのです。
驚いて家の電話のところに走ると、子機はちゃんと2台ともあります。
親機かと思い、別の部屋も確認しましたが、受話器もきちんとあります。
では、この子機は何なのか。
気味が悪くなって家族に相談しましたが、誰にも心当たりはなく、理由がわからないまま余計に不安が募りました。

原因と、父の変化

このバッグを最後に使ったのはいつだったかしら。
よく考えてみると、先週の日曜日に実家へ行ったときでした。
それから10日以上経っています。
その間、何度か実家の母に電話もしていますが、携帯にかけていたため普通につながっていましたし、「電話がない」という話も一切聞いていませんでした。
さらに記憶をたどると、父が私のバッグを指して
「忘れないようにね」
と言っていたことを思い出しました。
もしかすると、子機を私の携帯電話と勘違いして、バッグに入れたのではないか。
そう考えると、すべてがつながった気がしました。

慌てて実家に電話をすると、母は
「ずっとなくて大変だったの。買い替えるつもりだったから本当によかった」と言います。
10日間さぞ不便だったことでしょう。
父はいわゆる認知が少しずつ落ちてきていて、心配な状態です。
何度説明しても忘れてしまい、わかっていても、ついこちらが怒ってしまうこともあります。

他人事ではない

この事件は、今の私の現実を反省するきっかけになりました。
もちろん父ほどではありませんが、私自身も、大切な書類が見当たらなかったり、忘れていたことを他人(主に江原)のせいにして、結局自分のミスだった、ということが日常的にあります。
メモを取っていても、そのメモ自体が見つからなかったりとなかなか深刻です。

私たちの仕事は、「忘れてしまった」では済まされない場面が多く、何よりも信用が大切です。
だからこそ、日々の小さなことでも確認する、記録に残すといった習慣を大事にしていかなければなりません。

バッグの中から出てきた子機は、忘れやすくなっているのは誰なのか、そして、忘れてはいけないものは何なのかを、あらためて考えさせてくれました。

■編集後記
昨日は税理士会主催の研修「所得税確定申告等説明会」に行ってきました。
いよいよ確定申告の時期に突入ですね!資料お待ちしております。
(記事担当:相馬)