12月22日は、24節気のひとつ「冬至」でした。

冬至とは
1年のうちで、もっとも昼が短く、夜が長い日ですね。
冬至の日に食べると良いとされているものに、かぼちゃがありますね。冬至にかぼちゃがたべられるようになったのは、新しい年が始まるときに、縁起をかつごうという思いからきているようです。もともと、当時の日に、「ん=運」がつくものを食べる習慣があり、かぼちゃも「南瓜(なんきん)」と「ん」がつく食べ物で、すぐに腐ったりせず、長持ちするもので、中身が黄金であったりすることなど、多くの縁起の良いことがあるので、冬至の代表格になったらしいです(諸説あります)。
冬至の夜には、ゆず湯に入る人も多いですね。
一説によると、ゆず湯は「融通が効きますように」という願掛け、冬至は「湯治」の語呂合わせとされているようです。ゆずの果実には冬でもみずみずしいさわやかな香りがあり、太陽のような黄色をしていること、邪気を払い生命力をあらわす作物として古くから神事にも使われてきたことなどから、冬至にゆず湯に入り、その生命力をいただくという意味が生まれたとも考えられます。
一陽来復(いちようらいふく)
中国の易経に由来する言葉で、「一陽来復」という言葉があります。
冬至の日に極限まで弱まった陽の力が、この日を境に復活し、力を増していく日であると考えられてきました。この言葉には、悪いことが続いていたとしても、幸運に向かう再スタートという意味もあるようです。
良いほうに切り替わる。今まで良かった人は、さらに良くなる。
冬至はそんな転換点なのだそうです。
ここから次のスタートへ向かって、良いことへ切り替わるのが冬至なのです。明るいほうへ、明るいほうへ向かっていく、そんなタイミングです。
やりたいことを書き出してみる
年末は、今年を振り返り、新年に新たな目標を立てると思いがちですが、冬至の今の時期に、これからの新年に向けて、自分のしたいこと、やりたいことをたくさん書き出してみるのはどうでしょうか。
なんとなく漠然としてしたいことを思うだけでなく、自分の希望、願望、やりたいこと、叶えたい夢を100個書いてみるというのが、具体的でよいかもしれません。
私も、今年はどちらかというと辛いことの方が多い1年でした。でも、冬至を機に、明るい方へ向かっていくのだと思い、これからやりたいことを年末から新年にかけて書き出してみようと思います。
来年も、さらに良い年になることを祈りたいものです。
参考文献:堀江昭佳著『血流がすべて整う暮らし方』
■編集後記
昨日は、今年最後のピラティスのクラス。
相変わらず、頭のてっぺんから腰のあたりまでが縮んでいて、伸ばすことが大変でした。年とともに身長が縮みがちなので、意識して伸ばすようにしたいものです。
(記事担当:江原)

