働き方、今までとこれから

この仕事についてから、34年が経ちました。
休んでいる時期もあったので、そんなに時間が経過している気がしないのですが、
今までを振り返り、これからどうしていきたいかを整理してみます。

 

いままでの経緯

卒業してからずっと、会計事務所に勤務していましたが、
勤務の形態はいろいろでした。

就職したものの、2年目で結婚のため、群馬へ引越。
その後、1995年に長女誕生、1997年次女誕生。
子どもが、3才と1才の時に、保育園入園でパート勤務。
事務所が法人成りする際に、税理士登録をして社員となる。
2014年に塚本税理士事務所へ勤務することになる。
2024年に清明法人設立。

振り返ってみると、なかなか落ち着かないけれど、
子どもの成長にともなって、働く時間を増やしてきたという感じです。

税理士事務所での働き方

私は、1967年生まれのバブル後期世代です。
最初の事務所は、ちょうどバブルが崩壊する頃でしたが、まだまだ朝から夜遅くまで働き、確定申告時期は夜中にタクシーで帰るという、長時間労働が当たり前の時期でした。
平日ひたすら働いて、週末は疲れて寝て過ごしていました。

出産を経て、子供を保育園へ預けてからは、パート勤務でした。
事務所の所長が女性で、働き方についてかなり配慮してもらいました。
基本的に事務所内でできる仕事と、外出も近場にして、保育園や小学校からの急な呼び出しに対応できるようになっていました。
当時は、病児保育などは一般的ではなく、風邪などで子供が休まなければいけない時は、一緒に休ませてもらいました。

そんなわけで、本格的に働けるようになったのは、事務所が法人成りする際に税理士登録をして常勤になったころからでした。
高崎の税理士法人では、主にお客さまの初期指導や法人の巡回監査・決算などを担当していました。医療系のお客さまを中心にたくさんの顧問先があり、自然と長時間勤務をするスタイルになり、夜遅くに帰ることが多くなりました。

塚本税理士事務所へ移ってからは、主に故塚本所長の補助業務でした。
塚本は、ほぼ一人で多くのお客さまの仕事を抱えていましたが、私はできる範囲で働かせてもらいとても助かりました。まだ、子どもが独り立ちしておらず、家庭を優先することができました。

これからの働き方

塚本が元気だったころは、仕事が期限間際になることが多く、直前に夜遅くまで仕事をしたり、事務所に泊まって朝まで頑張っていることもありました。

私は、年齢的にも体力的にも、期限ギリギリとか夜遅くまで仕事をすることはできません。
できるだけ、事前にスケジュール確認して、早めに手を付けて、時間管理をすることで、長時間労働を防いでいます。

また、以前は、事務所に出勤しないと何もできないことが多かったのですが、外出先でも仕事ができるように工夫しています。
文書のクラウド保存、メールのクラウド化、オンライン面談、LINE活用、電話転送などを使って、事務所にいなくてもノートパソコンさえあれば、仕事ができます。

今どきの若い税理士さんからみると、当たり前のことなのかもしれませんが、私のようなアナログ時代の会計事務所育ちからすると、ひとつひとつ覚えていくのは大変です。
ゆっくりとしたスピードですが、自分の気力・体力に合わせた働き方で、長く仕事を続けていきたいと思っています。

■編集後記
週末は、実家の台所片付け。
母の60年の台所道具は大量でした。
要るものと要らないものに分ける作業は、ハードでした。
(記事担当:江原)